暑い太田に海が出現!海がないと諦めていた、ぼくらがつくった妄想ビーチ「Ota Inland Beach」フォトレポート(後半)

陽の落ち始める後半は、「かせきさいだぁ」と「HALFBY」によるライブパフォーマンス、そして太田に出現したプロジェクションマッピングの海をご紹介(photo by きるけ。)

 

一気に顔色を変える海。「かせきさいだぁ」で青の時間へ


暑さがほぼ感じられなくなった18時手前、会場には夕刻を示すようなムーディーなサウンドが流れていた。かせきさいだぁのLIVEが、夏の別れを告げる「さいだぁぶるーす」でスタート。


Eテレ「シャキーン!」で放送され子供たちの心を鷲掴みにした「ミスターアクシデント」、そしてまだディスク化していない新曲も披露。でんぱ組.incに楽曲提供した「くちづけキボンヌ」の演奏中は、多くの観客が歌詞を口ずさんでいた。

 

プロジェクションマッピングで海が出現!太田市美術館・図書館が夜の孤島に


空が今日のうち最も暗くなったころ、駅も含めて会場全体にプロジェクションマッピングが投影。
ふだんは真っ白である美術館・図書館が青く光り、駅から聞こえる「ザザザ・・・」という列車の発着音でさえ、さざ波の音に聴こえてくる。


暖色に照らされたステージとフロア、そして高さのあるテラスから光の海を臨む。まるでここは、夜の孤島のようだ。

 

「HALFBY」、遊びつくした一日を締めくくるノスタルジックなセットリスト



サウンドはかせきさいだぁからラストアーティストのHALFBYに受け渡された。視界には夜の海が広がり、聴覚はパッショネイトな音圧がジャック。各々が好きな場所でステップを踏み、清々しく汗が流れる。PUNPEE「Oldies」や 思い出野郎Aチーム「ダンスに間に合う」、そしてHALFBY本人の代表曲である「Slow Banana feat. Alfred Beach Sandal」もプレイされ、若い心に刺激的な体験をもたらす。
音楽、海、そしてここが好き。それだけで踊ることを許されている開かれたビーチで、最高潮の中イベントは終了した。

(文章:市根井、編集:片山昇平

 

主催:オオタインランドビーチ運営事務局
共催:太田市(おおたシティプロモーション認定事業)
協力:太田市美術館・図書館、Sowa delight
企画:エーアイラボオオタ、片山昇平
Producer / Director: 片山昇平
PR:ウミベプランニング・木下敦裕
Design:中野由貴
Illustrator:seko koseko
プロジェクションマッピング:datdesign(Powered by Sowa delight)
PA/音響:岩崎有季
出展:COLCA、丸実商店、B-sanストア、イエロームング、なつかしや、HEI bake&grill market
ヨガ:旅するヨガインストラクター Tomomi
Special thanks:太田市美術館・図書館スタッフの皆さま、太田市広報課の皆さま、OIBボランティアスタッフの皆さま、太田市美術館・図書館1Fカフェスタッフの皆さま、三浦悠平くん、井野雄輔くん

2019.09.30_17:02|カテゴリー:REPORT

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