暑い太田に海が出現!海がないと諦めていた、ぼくらがつくった妄想ビーチ「Ota Inland Beach」フォトレポート(前半)

海のない街、群馬県太田市。『(海が)ないのであれば、作ろう!』の想いからスタートしたのはOta Inland Beach、ぼくたちが作る妄想ビーチフェスだ。アーティスト・DJ陣が披露するオーシャンビューなサウンド、「海っぽい家」や「ビーチ(風)ヨガ」等のコンテンツで来場者を海に誘ったこの1日を、たっぷりの写真とともに振り返る(photo by きるけ。)

 

「暑い暑い太田の夏を海で過ごす」という矛盾に高揚する


この日も最高気温は30℃を超える真夏日で、海を作り上げるにはもってこいの気温。天気予報では雨が心配されていたが、運営チーム、そしてご来場くださった皆さまの妄想力をもって雨雲を吹き飛ばしたようだ。


メインコンテンツは、夏を演出するアーティスト・DJ陣のLIVEパフォーマンス。トップバッターは、レトロかつ異国の海を思い起こすようなセットリストで参加者を一気に海の世界に引き込んだ「ちんよ」。


続いては、夕方からの有料LIVEでもプレイする「最高の夏」。はねるようなベースラインで、水しぶき、サーフィンのような刺激でみなの心を躍らせた。

 

焼きそば、水着、アロハシャツがあれば、そこはもう海でしょ。


踊った心で何をすればいいのか・・といえば、もちろんそれは飲んで食べること!
2Fテラスには「海っぽい家」が登場し、来場者にカレー・焼きそば・サンドイッチなどの「海っぽいフード」をふるまった。

同じく2F、「海っぽい家」の向かい側ではCOLCAの青い水着、そして南国情緒を感じる丸実商店のアロハシャツも販売。海の家、水着、アロハシャツを先立って設置することで逆説的に海を出現させようというしたたかさ…。

 

止まることのない潮騒。DJによるさまざまな海の解釈


引き続きDJブースからは、風が吹き、ヤシがたゆたうように穏やかに揺れるサウンドが。寄せ返す波のようなメロウさを感じるセットリストを回すのは「Machida」。

そして、それを引き継ぐ「Amps」は、僕たちの感傷的な部分を呼び起こすようなプレイで静かにテンポアップ。暑さが落ち着き、昼と夕方の間を彩るにふさわしい音響が会場を包んだ。


1Fテラスのマーケットでは、ビーチサンダル専門店「B-sanストア」の出店も。カラフルなパーツから自分好みのものを選んで作れるカスタムオーダー制で、来場者それぞれのセンスで足元を華やかにした。

本当に海に臨んでいるような気温と湿度。時間に応じて海の色が変化するように、曲の波も姿を変えていく。OIBの無料の部をアダルトな選曲で締めくくったのは、「清水利信a.k.aしみずや」だ。

 

ヨガがあってもいいし、プールがあってもいい。なぜなら妄想ビーチフェスだから…!


30分間、たっぷりと海辺を味わうように体を動かす参加者。ビーチといえば、ヨガがあることも忘れてはいけない。本物の海が夕刻に差しかかり美しく輝くであろう16:45、ここOta Inland Beachでも「ビーチ(風)ヨガ」が行われた。

この日のために特別に用意されたキッズスペース兼休憩所には、大きなビニールプールが登場!誰もがついつい笑顔になってしまう海。「そこに海があること」に対して、もはや誰も疑う余地はなかった。

 

→ 後半では、いよいよ太田に出来る「海」&かせきさいだぁ・HALFBYのLIVEレポートをお届け!詳細はコチラから。

 

(文章:市根井、編集:片山昇平)

主催:オオタインランドビーチ運営事務局
共催:太田市(おおたシティプロモーション認定事業)
協力:太田市美術館・図書館
企画:エーアイラボオオタ、片山昇平
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2019.09.30_17:00|カテゴリー:REPORT

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